『蛇とピアス』に心の闇をみた

こんにちは。

愛のツインソウル、天野祐志です。

 

昨日、ツタヤでDVDを借りて『蛇とピアス』をツインの彼女と一緒に見た。

 

それを借りた理由が『蛇』って言葉。

ツインの彼女は蛇神さんパワーと繋がっているから、蛇のキーワードに反応するんだ。

 

僕は原作が芥川賞を取っているとか、書いたのが20才くらいの女性だとか、吉高ちゃんが脱いでいるとか。

そんなことで知っていたけど、観る機会がなかったから、ちょうどいいなと。

 

観てみたらすごい内容なのね。

精神的に壊れた3人が複雑に絡み合うお話。

 

あ、ネタバレあるから、これから見ようと思う人はパスしてね。

 

怒りが止められなくて殺すまでやってしまうアマって18歳の男。

生きている意味がみつけられなくて、痛みを感じるときだけ存在を意識できるルイって19歳の女。

好きな人の苦しむ顔に欲情するシバって年上の男。

 

僕が一番気になったのは、ルイ。

 

感情の発現が不思議だった。

 

元々、アマの恋人だったけど、舌ピアスを入れるので、アマに連れられてシバに会う。

そのあと、入れ墨を入れるのに、ひとりでシバの元へ通う。

 

痛みに耐えるルイに発情して、強引なエッチをしてしまう。

ドS系な展開。

 

まぁ、シバはそういう人だから、そうなるわな、と思った。

ところが想定外の反応をルイが見せる。

 

行為が終わった後、ルイが見せる反応が無反応なんだ。

 

普通なら、反発するか、愛情を見せるか、どちらか。

 

どっちでもないって、なぜ?

 

アマとシバのふたりの男に気持ちを寄せられ、迷うルイって展開にならない。

 

淡々と入れ墨を入れて、その後のシバと行為をしてアマの元に帰る。

 

その間に、ルイはアルコール依存症的になっていく。

止めるアマに、振り切って一升瓶で一気飲みをするルイ。

 

そのあと、アマが殺されて死体で海でみつかる。

行方不明のときから、半狂乱状態のルイ。

 

なんとかしようとするシバ。

しかし、彼女は反応化していく。

 

 

ルイが何を求めていたのか。

それをずっと追いかけていて、最後に分かったこと。

 

「無条件の愛」かなと。

 

酒に溺れてしまったのが、アマが身体を心配してやめさせようとしたこと。

 

酒を飲む自分はアマに愛されない。

そう感じていたんだしゃないかな。

 

途中でルイの両親の話が出てくる。

 

「よく孤児に思われるけど、ちゃんと両親いるのよ」

 

そんなルイのセリフがある。

 

全体的に見て感じるのは、ルイの子供時代。

 

ちゃんとした両親の元でちゃんとした育て方をされている。

両親がちゃんとした期待を持ってルイを導いていく。

 

これがルイをおかしくさせた原因だろう、と。

 

「良い子症候群」

 

良い子でないと愛されない。

そんな思い込みをしてしまった。

 

だから、両親の敷いたレールを進んでいるルイ。

だけど、そのうち、それができないと分かってしまった。

 

レールを外れた瞬間、両親の愛を失った。

 

レールを外れたけど、どこに向かったらいいかわからない。

始まりのシーンが渋谷の街でぐるぐる回っているところからだった。

 

両親に愛されるために、両親の敷いたレールを進む。

それしかなかったルイが、レールを外れた瞬間。

両親の愛と、進む方向、自分の存在意義、すべて失ってしまった。

 

そんなときに、スプレッドタンという2つに分かれた蛇の舌を持つアマに出会った。

 

アマの愛が、存在理由、方向性を作ってくれた。

 

それも失ったとき、また苦しいぐるぐるになった。

 

あまりに極端な形で表現された映画だけど、この小さいバージョンを持つ人は多いかなと。

 

僕も30代のとき、それを持っていた。

自分の役割だけしかなかった。

 

そこから抜け出したのは、自分がルールブックだと分かったから。

 

誰に迷惑をかけようとも、誰に批判されようとも。

自分が心地よいということは、正しいことだ。

 

それをしてからは、ぐるぐるすることはなくなった。

 

ダメでもいい。

価値がなくてもいい。

 

自分だけは、今の自分を肯定してあげる。

それができるようになって、廻りをちゃんと見ることができるようになった。

 

『蛇とピアス』のルイ役の吉高ちゃんをみていると、そんなころの自分に重ねていたのが分かるなぁ。

 

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